AWS好き好き勢ねこだくさんです。言う割にAWSの記事書いてないじゃないかという空耳が聞こえますが現在インプットをメインに進めており準備中です。
Linuxもめちゃくちゃ大事なので先にまとめてる感じとなります。
今回は権限管理について2つのコマンドの内容を復習していきたいと思います。
前回学んだこと
前回はユーザー管理とパスワード管理について学びました。
権限管理とは
前回ユーザー管理を学んだ際に、すべての権限を持つrootユーザーで作業するのはリスクが大きいということを学びました。
引き続き権限管理に関するコマンドとしてchmod
とchown
の2つを学びます。
ファイルやディレクトリに対し、chmodコマンドで権限(パーミッション)を変更し、chownコマンドでは所有者を変更します。
chmodコマンドでPermissionの変更
語源はchange modeで、ファイル・ディレクトリのパーミッションを変更するコマンドです。chmod モード 対象ファイル名
のように指定します。
以降コマンド実施と結果についてはEnvaderの仮想環境で実施したものです。
chmod 755 hoge.txt
# ユーザーに書き込み(write)権限を追加
chmod u+w fuga.txt
指定するパーミッションを数字で入力する方法とユーザー区分にそれぞれ権限を付与する方法の2つがありますが、個人的には数字のほうがやりやすいです。
権限を付与するとは?
読み込み・書き込み・実行権限の3つがあり、それぞれをr、w、xと略してオプションとして使用します。
またそれぞれを4、2、1と数字で表記する方法もあります。
権限 | 説明 | 数値 |
---|---|---|
読み込み(Read) | ファイルを参照 | 4 |
書き込み(Write) | ファイルに書き込む | 2 |
実行(eXecute) | ファイルを実行する | 1 |
755の場合、ユーザーに読み込み(4)・書き込み(2)・実行権限(1)合計で7、グループと他の人に読み込み(4)・実行権限(1)合計で5、それぞれの権限があるということを表しています。
パーミッションとは
許可の意味で、Linuxにおいてはファイルやディレクトリのアクセス権限を表しています。
誰にでもファイル閲覧、操作、実行されても困るので適切に設定する必要があります。
以前まとめた記事がこちら
ほぼ内容が丸かぶりとなってる気もしますw
パーミッションの確認方法
ls -l
または設定してあればll
で確認することができます。
chownコマンドでオーナーの変更
語源はchange ownerでファイル・ディレクトリの所有者を変更するコマンドです。
所有者の変更をするには、スーパーユーザー権限が必要となります。
# 所有者をrootに変更する場合
sudo chown root fuga.txt
# 所有グループを変更する場合
sudo chown root:root fuga.txt
コード参考:【Linuxコマンド】権限管理の基本
学んだこと
- chmodでのパーミッション変更方法
- chownでの所有者の変更方法
ファイルやコマンドを実行できない場合権限問題であることが多いのでしっかり身に着けたいところです。
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